イエスキリストにある希望を届けるホーリーホーププロジェクト
どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。 ローマ 15:13
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 ■コラム
日々の生活の中で、心にうつり行くよしなしごとをそこはかとなく、書き綴ってみます。
個人的なたわ言や、聖書からのショートメッセージなどなどです。

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2004年11月7日(日)
神がいるなら、なぜ…

 とあるキリスト教系のサイトの掲示板に、こんな文章が上げられていました。

「神がいるなら、なぜ世界的悲劇が続くのでしょうか。先日イラクでなくなった香田証生さんもキリスト者だったそうです。神は香田さんの祈りを聞かずに一体何をしていたのでしょうか。神といえども、忙しくて青年一人の祈りなど聞く暇もないのでしょうか。人類の努力や祈りなど、実にちっぽけなものですね。 」

 この書き込みをした人の真意はわかりませんが、「神がいるなら、なぜ…」というのは、ある意味、当然のように起きてくる疑問の一つのようにも思います。
 特に自分の周りに思いがけない不幸と呼べる出来事が起きる時、「なぜこんなことが起きるのか…」、「神などいない」、神の存在を否定したくもなる…そんな気持ちになるのはわかるような気がします。
 しかし、その神を否定する気持ちの裏返しは、「この世に絶対的な愛など存在しない」、「この私を完全なまでに愛してくれる存在などいない」、そんな闇からの叫びのようにも聞こえるのです。

 人生は山あり谷ありです。
 クリスチャンであっても、病気にもなれば、怪我もします。「クリスチャンになってこのかた、風邪も引かない、虫歯一本ようならん」という人は1人もいません。残念ながら、聖書には「神を信じたならば、あなたの人生すべてうまくいく」とは書かれていません。むしろ聖書には「あなたがたには患難がある」と書かれているのです。
 決して、それは神が愛していない、神から愛されていない証拠ではないのです。
 逆に、その患難のある世にあって、私たちに生きる力や喜びを与えてくれるのが「愛」なのではないでしょうか。

 みなさんは、神はどんなところにいる…とイメージしていらっしゃるでしょうか。
 全知全能で、何ら不自由することがなく、巨万の富と栄光に満ちた、光の中にいる…そんなイメージでしょうか。

 しかし、ヨハネという人はこう表現しています。
 「光は、闇の中で輝いている…」
 言葉を変えていうならば、「神は、闇の中にいる」そういうのです。

 2000年前、ある強盗が、十字架に釘つけられました。十字架と言うのは、世界で最も残酷な死刑です。まさにお先真っ暗、闇、自業自得とはいえ、人生最悪の日です。でも、彼にとって特別だったのは、その横に、神の子と呼ばれたあのイエスも、一緒に十字架に釘付けられていたことでした。
イエス様って不思議なお方です。それまで神様とはまるで縁のないような、程遠い生き方をしてきたような人であっても、一番すぐ近くに、いつの間にかイエス様はいるんです。

この強盗はこう思います。自分が十字架につけられたのは自業自得、でも、この人は何も悪いことなどしていない。そして、こう言うんです。
イエスよ、天国に行ったら、俺のことも思い出してほしい…。
すると、イエス様は彼にこう語りかけます。
「今日、あなたは私と一緒にパラダイス、天国に行く。」

こんな俺のところに、救いがやってきた。こんな俺でも、愛されていた…。

彼は、人生最後の闇の中で光を見出したのです。

もし、イエス様がなんら苦しみを負わず、ただ十字架の下にいるだけだとしたなら、彼の心に、その言葉は響かなかったかもしれません。でもイエス様が、自分と同じ苦しみを負っている…。同じ闇の中にいる。だから、彼は死の苦しみの中にありながら、慰めが与えられ、さらには救いの希望すら持つことが出来たんですよね。

 もし私たちが考えなくてはならないとしたなら、「神は何をしていたか…」よりも、「その時、私たち人間は何をしていたか…」でしょう。

 私は一体何をしていたというのでしょう…。考えてしまいます。。。
 結局のところ、私たち人間は自己中心的なもので、宗教にしろ、政治にしろ、自分たちの都合のいいようにこの世が動くようにと願うのです。時に、そのエゴとエゴのぶつかり合いが、今回のような悲しい事件をも生み出しているのです。

 十字架での主イエスの祈りが、心に響いてきます。
 「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、何をしているかわからずにいるのです。」

 香田さんの心の叫び…、それを知ることなど私には到底出来ないのですが、その叫びを真に理解できたとするなら、同じ闇を経験しているイエス・キリストに他ならないと思います。
今は、香田さんも主イエスと一緒に、父なる神のふところに抱かれていることでしょう。

  皆さんにとって、闇とは何でしょうか…。私たちは、多くの意味を含めて、様々な「闇」を抱えていると思います。
 悲しみや苦しみ、不安、病気や怪我、心のキズ、人には言えない隠しておきたい自分、あるいは罪と呼ばれるものかもしれません。しかし、そんな私たちの抱えている闇の中に光として、主イエスはきてくださるのです。
 たとえ病院のベッドで、一人孤独のうちに叫ばなくてはならない、そんな夜が訪れたとしても、主イエスはすぐ傍にいて、私が一緒だ、私はあなたを愛している…そう語りかけて下さるお方です。

 光は、闇の中に輝いている…。闇は、これに打ち勝たなかった!! ヨハネ 1:5



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