イエスキリストにある希望を届けるホーリーホーププロジェクト
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ホーリーホーププロジェクト 伝道者 竹下 力
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 ■コラム
日々の生活の中で、心にうつり行くよしなしごとをそこはかとなく、書き綴ってみます。
個人的なたわ言や、聖書からのショートメッセージなどなどです。

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2005年4月2日(土)
1本の電話

今日、ある方より1本の電話をいただいたのですが、私はとんだ失敗をしてしまいました。

電話を受けた時には、てっきりセールスの電話だと思い、「必要ありませんので…」と言って電話を切ってしまったのですが、後から、その方の知り合いの方からメールをいただき、実は、静のコンサートについての問い合わせ電話だったことが判明。
私は、「コンサート」を「アパート」と聞き間違えていたのです。。。
問い合わせの電話をしたのに、セールスを断るような対応されたとしたら、それはひどい話です。
電話をかけてくれた人には、大変申し訳ないことをしてしまいました。

とはいえ、本当に迂闊でした。。。。
今まででいえば、とかく土曜の昼間の電話と言えばセールスの電話でして、そんな先入観も働いてしまったのですが、もちろん、そういう問い合わせもありうるわけで、これが本当に何かに悩み、苦しんでいて、勇気を振り絞って掛けてきた1本の電話だったとしたら。。。1本の電話の重さを感じます。
少なからずも活動が広がれば、そういう電話もありうるということを、もっと自覚しておく必要があったんです。

今回は、そのメールによってわかったものの、
たとえ、そのつもりはなくても私の発した一言のために、知らないところで傷つけていることも多いんだろうな。。。って思います。
私たちが、傷ついたり、傷つけてしまったりすることって、実は、ちょっとしたミスコミュニケーションや誤解から生じていることが多いような気がします。

しかし、なかなか自分自身のことのように、相手のことを理解するって難しいものです。
違う人間ですから、当たり前なんですが。。。
でも、難しいからこそ、ちゃんと相手を理解することって、本当に大切なんですね。

確か、親子関係について書いた本の中にこんな言葉があって、今でも印象に残っているのですが、
「愛がなければ、愛は伝わらない。愛を教えてくれるのは、愛である」

なるほどなあ。。。って思います。
いくら神は愛だとか説いたとしても、自分に愛がなければ、愛を伝えることなんてできないわけですね。

でも、なかなか「愛する」って難しい。。。失敗も多いです。

なぜ、神様は私なんかを選んだだろう…、私じゃなくていいんじゃないか…とか、
召命を受けたと言っても、私の勝手な勘違いか、思い上がりかと思ってしまうのですが、そんな失敗から学び、一つ一つ成長していくことでしかないんでしょうね。。。。

「愛する」ってことは、本当に一生涯かけた壮大なテーマですが、その一つ一つは本当に小さなことの集合体でもあります。

1本の電話、1通のメール、1回のメッセージ…、
そこで出会う1人の人を大切にしたいと改めて思う今日この頃なのでした。

「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
 これがたいせつな第一の戒めです。
 『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。
 律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」
マタイ 22:37〜40





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